ログファイル一覧取得
概要
指定されたURL配下のログファイルの一覧を取得する
必要な権限
log-read
制限事項
計画されているログの出力設定は未サポートで、以下の固定設定が適用されます。
- ログファイル名は"default.log"固定です。
- ログサイズが一定の値に達したときローテートしてアーカイブされます。 (50MB)
- ローテート時のファイル名は、 default.log.{Timestamp} となります。 {Timestamp}は、ローテートされたときの時刻です。
- アーカイブは一定数のログファイルのみを保持します。(12世代)
- アーカイブログが最大数に達したときには、最古のログが自動削除されます。
アクション | アーカイブされたログファイル | 説明 | 備考 |
---|---|---|---|
First Rotation | archive/ default.log.1402910774659 | 新規にローテートされたファイル | 2014-06-16 18:26:14 +0900 |
2nd Rotation | archive/ default.log.1402910774659 default.log.1403910784659 | 前回ローテートされたファイル 新規にローテートされたファイル | 2014-06-16 18:26:14 +0900 2014-06-28 08:13:04 +0900 |
3rd Rotation | archive/ default.log.1402910774659 default.log.1403910784659 default.log.1403910784659 | 前々回にローテートされたファイル 前回ローテートされたファイル 新規にローテートされたファイル | 2014-06-16 18:26:14 +0900 2014-06-28 08:13:04 +0900 2014-07-09 21:59:44 +0900 |
リクエスト
リクエストURL
最新のログファイルの一覧を取得
{CellURL}__log/current
ローテートされたログファイルの一覧を取得
{CellURL}__log/archive
メソッド
PROPFIND
リクエストクエリ
クエリ名 | 概要 | 有効値 | 必須 | 備考 |
---|---|---|---|---|
p_cookie_peer | クッキー認証値 | 認証時にサーバから返却されたクッキー認証値 | × | Authorizationヘッダの指定が無い場合のみ有効 クッキーの認証情報を利用する場合に指定する |
リクエストヘッダ
ヘッダ名 | 概要 | 有効値 | 必須 | 備考 |
---|---|---|---|---|
X-HTTP-Method-Override | メソッドオーバーライド機能 | 任意 | × | POSTメソッドでリクエスト時にこの値を指定すると、指定した値がメソッドとして使用されます。 |
X-Override | ヘッダオーバライド機能 | ${上書きするヘッダ名}:${値} | × | 通常のHTTPヘッダの値を上書きします。複数のヘッダを上書きする場合はX-Overrideヘッダを複数指定します。 |
X-Personium-RequestKey | イベントログに出力するRequestKeyフィールドの値 | 半角英数、-(半角ハイフン)と_(半角アンダーバー) 最大128文字 | × | 指定がない場合は、UUIDの独自短縮表現として${4桁}_${18桁}の形式のBase64url文字列を自動採番 |
Authorization | OAuth2.0形式で、認証情報を指定する | Bearer {AccessToken} | × | ※認証トークンは認証トークン取得APIで取得したトークン |
Depth | 取得するリソースの階層 | 0:対象のリソース自身 1:対象のリソースとそれの直下のリソース | ○ |
リクエストボディ
名前空間
URI | 概要 | 備考()prefix |
---|---|---|
DAV: | WebDAVの名前空間 | D: |
※ 参考prefixは以下表の可読性を高めるためのもので、このprefix文字列の使用を保証するものでも要求するものでもありません。
XMLの構造
ボディはXMLで、以下のスキーマに従っています。
ノード名 | Namespace | ノードタイプ | 概要 | 備考 |
---|---|---|---|---|
propfind | D: | 要素 | propfindのルート要素を表し、allpropが子となる。 | |
allprop | D: | 要素 | 全プロパティを取得設定を表す | allprop・・・すべてのプロパティを取得する リクエストボディが空の場合も、allpropとして扱う allprop以外の要素はv1.2系、v1.1系未対応 |
DTD表記
<!ELEMENT propfind (allprop) >
<!ELEMENT allprop ENPTY >
リクエストサンプル
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<D:propfind xmlns:D="DAV:">
<D:allprop/>
</D:propfind>
レスポンス
ステータスコード
コード | メッセージ | 概要 |
---|---|---|
207 | Multi-Status | 取得成功時 |
レスポンスヘッダ
項目名 | 概要 | 備考 |
---|---|---|
Content-Type | Resourceのデータ形式に応じたMimeType | "application/xml" |
Access-Control-Allow-Origin | クロスドメイン通信許可ヘッダ | 返却値は"*"固定 |
X-Personium-Version | APIの実行バージョン | 有効なバージョン |
レスポンスボディ
名前空間
URI | 概要 | 参考Prefix |
---|---|---|
DAV: | WebDAVの名前空間 | D: |
urn:x-personium:xmlns | Personiumの名前空間 | p: |
※ 参考prefixは以下表の可読性を高めるためのもので、このprefix文字列の使用を保証するものでも要求するものでもありません。
XMLの構造
ボディはXMLで、以下のスキーマに従っています。
ノード名 | Namespace | ノードタイプ | 概要 | 備考 |
---|---|---|---|---|
multistatus | D: | 要素 | multistatusのルートを表し、1つ以上複数のresponseが子となる | |
response | D: | 要素 | リソース取得のレスポンスを表し、hrefとpropstatが子となる | |
href | D: | 要素 | リソースのurl | |
propstat | D: | 要素 | リソースのプロパティ情報を表し、statusとpropが子となる | |
status | D: | 要素 | リソース取得のレスポンスコードを表す | |
prop | D: | 要素 | プロパティ詳細情報を表し、creationdateとresourcetypeとaclとproppatch設定値が子となる | |
creationdate | D: | 要素 | リソース作成時刻 | |
getcontentlength | D: | 要素 | リソースのサイズ | リソースがファイルの場合のみ |
getcontenttype | p: | 要素 | リソースのcontenttype | リソースがファイルの場合のみ |
getlastmodified | p: | 要素 | リソース更新時刻 | |
resourcetype | p: | 要素 | リソースのタイプを表す。 collectionと、odataかserviceのいづれかが子となるか、子は空となる | |
collection | p: | 要素 | リソースのタイプがコレクションであることを表す | リソースがWebDAVの場合、この要素のみが表示される |
odata | p: | 要素 | リソースのタイプがODataコレクションであることを表す | ODataコレクションの場合表示 |
service | p: | 要素 | リソースのタイプがサービスコレクションであることを表す | Serviceコレクションの場合表示 |
acl | p: | 要素 | リソースに設定されているACL設定 | ACL設定を取得するためには、対象リソースに対するacl-read権限が必要 ACL要素以下の内容については、Cell Level アクセス制御設定APIを参照 |
base | p: | 要素 | ACLのPrivilegeのBaseURL | CellへのPROPFINDの場合、デフォルトBox("__")のリソースURL |
DTD表記
名前空間:D:
<!ELEMENT multistatus (response*)>
<!ELEMENT response (href, propstat)>
<!ELEMENT href (#PCDATA)>
<!ELEMENT propstat (status, prop)>
<!ELEMENT status (#PCDATA)>
<!ELEMENT prop (creationdate, resourcetype, acl, ANY)>
<!ELEMENT creationdate (#PCDATA)>
<!ELEMENT getcontentlength (#PCDATA)>
<!ELEMENT getcontenttype (#PCDATA)>
<!ELEMENT getlastmodified (#PCDATA)>
<!ELEMENT resourcetype ((collection, (odata or service) or EMPTY))>
<!ELEMENT collection EMPTY>
<!ELEMENT acl (ace*)>
名前空間:p:
<!ELEMENT odata EMPTY>
<!ELEMENT service EMPTY>
名前空間:xml:
<!ATTLIST acl base CDATA #IMPLIED>
レスポンスサンプル
resourcetype要素
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<multistatus xmlns="DAV:">
<response>
<href>https://cell1.unit1.example/__log/archive</href>
<propstat>
<prop>
<creationdate>2017-02-03T01:27:31.093+0000</creationdate>
<getlastmodified>Fri, 03 Feb 2017 01:27:31 GMT</getlastmodified>
<resourcetype>
<collection/>
</resourcetype>
</prop>
<status>HTTP/1.1 200 OK</status>
</propstat>
</response>
</multistatus>
なお、ログファイルのローテート時にファイルのZIP圧縮有無を指定可能とする予定(ログ設定更新API) この際、ログファイルの圧縮有無によって、href要素のファイル名と、getcontenttype要素のMimeTypeが切り替わる
ZIP圧縮有無 | href要素のファイル名(例) | getcontenttypeの値 | 備考 |
---|---|---|---|
圧縮なし | default.log.1364460341902 | text/csv | ローテートなしの場合も同様 |
圧縮あり | default.log.1364460341902.zip | application/zip |
エラーメッセージ一覧
エラーメッセージ一覧を参照
cURLサンプル
curl "https://cell1.unit1.example/__log/archive" -X PROPFIND -i -H 'Depth:1' \
-H 'Authorization: Bearer AA~PBDc...(省略)...FrTjA' -H 'Accept: application/json'