Unit管理者向けガイド
構築・設定済のPersonium Unitに対してUnitユーザトークンを使ってアクセスして、 Unit管理者の業務、すなわちCellの作成・払出しや払出したCellの管理等を実施する方のためのガイドドキュメントです。
Personium Unitを構築する方や、Personiumサーバプログラムをビルド・デプロイ・設定する方は、サーバソフトウェア運用者向けガイドをご覧ください。
UnitユーザとユニットレベルAPI
UnitユーザとはPersonium Unitで認識されるUnitユーザトークンの発行を受けたユーザで、 CellのCRUD等ユニットレベルのAPIを操作可能な主体となります。
Cellの生成や管理を司るユニットレベルAPIへのアクセスにはUnitユーザトークンが必要です。また Cellは生成されたときにどのUnitユーザトークンで生成されたかを覚えており、自身を作成した Unitユーザに対しては、常にCellレベル・BoxレベルのすべてのAPIに特権アクセスを許可します。
チュートリアル
Personium Unitを管理するための基本的な操作に関するチュートリアルを公開しています。 Personium Unitを初めて管理される方はご確認ください。
GUIを利用したユニットの管理
以下のユニットマネージャGUIを使うことで、ほぼすべてのAPIアクセスをUnitユーザとして実施することができます。
このツールは複数の起動方法をサポートしており、ユーザCellのHomeアプリから起動したときは、 アクセスすべき対象CellのURLやアクセスのためのトークン情報が起動パラメタとして付加された形で起動します。 その場合このアプリはCellマネージャとして振舞います。一方で、特にそのようなパラメタ指定なく起動したときは、 ユニットマネージャGUIとして起動します。
Cell払出サンプルクライアント
前述ユニットマネージャGUIを使えば、手動で様々なAPI操作を試すことができますが、Unit管理者にとって Cell発行希望者に対していちいち手動でレコードを追加してゆくのは非現実的でしょう。
多くの場合、所定仕様でのCellを作成するプログラムを作成したり、 Cell利用申込画面を作成したりといったこととなります。その際は 以下のサンプルアプリをご活用ください。
小規模な運用であれば、このサンプルプログラムそのものを使ってCellの払出をするのでもよいでしょう