BoxURL取得
概要
BoxのURLを取得するために用いるリソースです。スキーマ認証を行ったアプリケーションはアクセストークンをつけてこのリソースにアクセスすることでスキーマ認証されたアプリケーションのためのBoxのURLにリダイレクトします。
スキーマ認証に対応していないアプリケーションはパラメタでschema urlを与えることで、対応するBoxのURLにリダイレクトします。
必要な権限
以下どちらかを満たしている必要があります。
- スキーマ認証済み
- BoxルートACLのrequireSchemaAuthz属性がnone
かつ
利用者がBoxルートをread可能(Boxルートが全公開である場合は利用者認証不要)
※ACLのrequireSchemaAuthz属性については、アクセス制御モデル内の「スキーマ権限要求レベル」を参照。
リクエスト
リクエストURL
{CellURL}__box
メソッド
GET
リクエストクエリ
クエリ名 | 概要 | 有効値 | 必須 | 備考 |
---|---|---|---|---|
p_cookie_peer | クッキー認証値 | 認証時にサーバから返却されたクッキー認証値 | × | Authorizationヘッダの指定が無い場合のみ有効 クッキーの認証情報を利用する場合に指定する |
schema | アプリCellURL | URL形式 | × | 桁数:1~1024 URIの形式に従う |
リクエストヘッダ
ヘッダ名 | 概要 | 有効値 | 必須 | 備考 |
---|---|---|---|---|
X-HTTP-Method-Override | メソッドオーバーライド機能 | 任意 | × | POSTメソッドでリクエスト時にこの値を指定すると、指定した値がメソッドとして使用されます。 |
X-Override | ヘッダオーバライド機能 | ${上書きするヘッダ名}:${値} override} $: $ {value} | × | 通常のHTTPヘッダの値を上書きします。複数のヘッダを上書きする場合はX-Overrideヘッダを複数指定します。 |
X-Personium-RequestKey | イベントログに出力するRequestKeyフィールドの値 | 半角英数、-(半角ハイフン)と_(半角アンダーバー) 最大128文字 | × | 指定がない場合は、UUIDの独自短縮表現として${4桁}_${18桁}の形式のBase64url文字列を自動採番 |
Authorization | OAuth2.0形式で、認証情報を指定する | Bearer {AccessToken} | × | ※認証トークンは認証トークン取得APIで取得したトークン |
リクエストボディ
なし
レスポンス
ステータスコード
コード | メッセージ | 概要 |
---|---|---|
200 | FOUND | 取得成功 |
レスポンスヘッダ
ヘッダ名 | 概要 | 備考 |
---|---|---|
Location | Boxメタデータ取得API用URL | リクエストの指定方法により、以下の値となる schemaクエリを指定 schemaクエリで指定されたアプリCellURLに対応するBoxのURL schemaクエリなしで、Authorizationヘッダのみを指定 トークンに含まれるスキーマURLに対応するBoxのURL |
Locationサンプル
Location:https://cell1.unit1.example/box1
レスポンスボディ
なし
エラーメッセージ一覧
エラーメッセージ一覧を参照
レスポンスサンプル
Location:https://cell1.unit1.example/box1
cURLサンプル
スキーマ認証済
curl "https://cell1.unit1.example/__box" -X GET -i \
-H 'Authorization: Bearer AA~PBDc...(省略)...FrTjA' -H 'Accept: application/json'
スキーマ認証未対応
curl "https://cell1.unit1.example/__box?schema=https://app-cell1.unit1.example/" -X GET -i \
-H 'Authorization: Bearer AA~PBDc...(省略)...FrTjA' -H 'Accept: application/json'