インストール前の注意事項
Personiumを使用する前に、以下の情報をお読みください。
HTTPSは必須です
HTTPSで使用しなければなりません。 Personium UnitAPIのほとんどはHTTPSのアクセス制御メカニズムによって保護されており、OAuth 2.0ベアラトークンを使用してアクセスする必要があります。
HTTPを使用すると、偽装のためにそれを盗み出して使用しようとする攻撃者にトークンが公開されてしまいます。
https://tools.ietf.org/html/rfc6750 をご覧ください。
##Unitマスタトークン/Unitユーザトークン UnitマスタトークンとUnitユーザトークンは特権を持つトークンです。 すべてのAPI操作を実行することができます。 (ACL設定は無視されます) したがって、これらのトークンの使用には特別な注意が必要です。
特に、Unitマスタートークンの使用には注意が必要です。評価、開発またはテストフェーズでの利用のみを想定しているため、運用時には無効にすることを忘れないでください。
##ステータスAPI
このエンドポイントは、内部ネットワークからの管理アクセス用に設計されています。 (認証/アクセス制御なし)このため、リバースプロキシで隠ぺいする必要があります。
以下は、nginxの設定例です。
location ~ ^/__status/?$ {
deny all;
}
##ドメインとURL
Transefer元のリクエストURLとURIスキーム
Reverseプロキシを使用する場合は、Personiumの元のホストヘッダーとURLスキームを通過することを確認してください。
以下は、nginxの設定例です。
proxy_set_header Host $http_host;
proxy_set_header X-Forwarded-Proto http;
###ドメイン名を保持する Personiumは分散アーキテクチャのため、ドメイン名を含むURL情報を格納します。 Personiumの使用を開始した後、ドメイン名を保存してください。
Unitの今後のFQDN変更には、unitlocal:schemeを使用することをお勧めします。
Personium Unit URL
PersoniumのURLが「https://{domainname}/」であることを確認してください。 (「https:/{domainname}/{subdir}/」ではない)
アプリケーションサーバーのPersonium-Coreからサブディレクトリに展開する必要がある場合は、 リバースプロキシを使用してURLを書き換える必要があります。
##エンジンの展開
Personium-Engineを別のサーバにインストールすることもできます。 いずれの場合も、以下の項目が可能です。
- personium-coreがpersonium-engineサーバーにhttpリクエストを送ることができます
- personium-engineはdomainnameを解決し、http要求をドメイン名でPersoniumのエンドポイントに送信できます。